INDEX

  1. ミス・ミスターコンテストに応募した理由
  2. 二人の内面に迫る
  3. グランプリ受賞を経て成長できたこと
  4. 二人の今後の目標とは?
  5. 夢や目標に向けて前進する二人

INTERVIEWEE


小川 琴美(おがわ ことみ) 東洋大学法学部法律学科3年
1996年9月6日生まれ。埼玉県出身。身長156cm。 ミス東洋大学2017グランプリ。  

  
池上 翔(いけがみ しょう)
東洋大学経済学部経済学科2年
1996年6月28日生まれ。長野県出身。身長178cm。 ミスター東洋大学2017グランプリ。 オスカープロモーションが結成したエンターテインメント集団『男劇団 青山表参道X』メンバー。

ミス・ミスターコンテストに応募した理由


画像:ミス東洋大学の小川琴美さん
  
―お二人がミス・ミスターコンテストに応募されたきっかけを教えてください。
  
小川「私はきっかけと呼べる立派なものがあったわけではなくて、このまま淡々と大学生活が終わってしまうのが嫌だったというのが応募の理由です。部活動やサークル活動をしているわけでもなく平凡な生活を送っているので、一度目立ちたかったという気持ちもあったと思います(笑)。」
  ―応募することにためらいはありませんでしたか。
  
小川「そこまで深くは考えていませんでした。友達に相談したら『出なよ!』と背中を押されたので。あ、でも今思うと出ようとしている人を止める人なんていないですよね(笑)。ミスコンに出たことが今後の人生において何かのきっかけになったらいいなと思い、落ちて当たり前だという気持ちでとりあえず応募しました。」
  ―池上さんはどのようなきっかけで応募されたのですか。
  

画像:ミスター東洋大学の池上翔さん
  
池上「僕は『俳優になりたい』という目標を叶えるために応募しました。ミスターコンテストでグランプリを受賞することで、夢を叶えるきっかけになればいいなと思ったんです。」
  ―明確な目標があってコンテストに参加したのですね!どうして俳優になりたいと思ったのですか。
  
池上「ずっと昔から憧れがあったんです。僕は感情をあまり表に出さないタイプなので、なんというか、良い意味で(表情で)ウソがつける人間なんです……(笑)。だからいろいろな役に入り込んで表現する俳優の仕事が自分に向いているんじゃないかと思うようになり、俳優を目指すようになりました。」
  

二人の内面に迫る

  
―ここで少しお二人の性格について聞かせてください。池上さんはご自身のことをどんな人だと思いますか。
  
池上「高校まで野球をやっていたこともあってスポーツが好きです。最近はよく友達とボルダリングをしています。その割に、性格は…実はかなりの人見知りですね。普段はあまり喋らない方だと思います。」
  ―人見知りなんですか!池上さんの第一印象は、クラスの中心にいてみんなを引っ張っていくリーダー的なイメージがありました。
  
池上「今でこそミス・ミスターコンテストの候補者とは仲良くなったのですが、最初に集まったときは自分から全然話せなくて、馴染むのに苦労しました。Twitterもどちらかと言うと苦手で、どこかのページでミス・ミスターコンのことが書いてあったときに、『あまりにSNSを更新しない男・池上翔』と紹介されていたんですよね。『確かにそうだな』と思いました(笑)。」
  ―意外な素顔を見れた気がします。小川さんはご自身のことをどのような人だと思いますか。好きなことなども教えてください。
  

  
小川「映画鑑賞と読書が好きです。映画はジャンルを問わず、その時に観たい作品を観ます。読書は最近では江國香織さんの作品を読みます。私もどちらかというと社交的なタイプではありませんが…どんな人かと聞かれると難しいですね(笑)。」
  ―池上さんから見て、小川さんはどのような人ですか。
  
池上「独特な世界観を持っている人という印象はありますね。コンテストで『理想の告白シチュエーション動画』を撮る機会があったのですが、小川さんの動画は一味違うというか強く印象に残る映像でした。」
  ―どのような動画を撮影したのですか。
  
小川「『高円寺の古着屋さんをひたすら巡る』というものを作りました。みんな会話ありの動画を撮るのですが、私が喋るのはなんか違和感があるなと思って、BGMのみの動画を撮ったんです(笑)。それが私の個性が出て良かったのかなと思います。」
       
動画:小川琴美さんの理想の告白シチュエーション(映像制作:東洋大学二部映画研究会)
  
―この「告白シチュエーション動画」、候補者の個性が出ていいですね!ちなみに池上さんはどのような動画を作られたのですか?
  
池上「僕は出身が長野県で周りに海がなかったので、憧れがある『海での告白』をテーマに動画を撮影しました。」
    
動画:池上翔さんの理想の告白シチュエーション(映像制作:東洋大学二部映画研究会)
  
小川「爽やかですごくいいですよね!」
  ―やはり人によって個性が出て面白いですね!小川さんは池上さんから「独特な世界観を持っている」と言われていかがですか。
  
小川「“自分が思う自分”と“他人から見た自分”は違うと思うので、どんな風に思われているかはなかなか分からないですよね。仲の良い友達には個性が強い人が多いので、『類は友を呼ぶ』という言葉どおりであれば、私も個性的だと思われているかもしれませんが、自分では普通だと思っています。
  
コンテストに参加した他の候補の子が明るくて本当に性格の良い人ばかりだったので、『自分はああいう風にはなれない……』と落ち込むことも少しありました(笑)。でも自分は自分なので、基本的にポジティブに捉えるようにしています。」
  ―お二人とも答えにくい質問にもストレートかつ真摯に答えていただきありがとうございます!そうした姿勢が人を惹きつけるのではないかと、お話をしていて感じました。
  

グランプリ受賞を経て成長できたこと

画像:コンテストの結果発表の瞬間(右から3人目が小川さん、左から2人目が池上さん)
  
―10月から始まったWeb投票、そしてコンテスト当日の投票の結果、お二人がグランプリに選ばれました。実際にグランプリに選ばれて、どのような感想を持ちましたか?
  
池上「僕にとって夢の舞台だったので、グランプリをいただけたことは本当に嬉しかったですね。もともと雑誌のモデルをしていたのですが、ファンの方からも『おめでとう』という言葉をたくさんいただけましたし、友達にもお祝いの声をかけてもらえて、影響力の大きさを感じています。」
  
小川「まさかグランプリをいただけるとは思っていなかったので、とにかく驚きました。私は古着屋さんでアルバイトをしているのですが、コンテストを経てファンになってくださった方がお店に来て声をかけてくださったり、差し入れをくださったりして、とても嬉しいです。」
  ―なぜグランプリを獲れたのだと思いますか?
  
小川「SNSの更新に力を入れたからでしょうか。このコンテストは応援してくださる人をどうやって増やしていくかが重要なので、できる限り毎日ツイートするようにしていましたし、フォロワーの方との会話も大切にしていました。SNSで知ってもらうことの大切さを学び、それが良い結果につながったのだと思います。」
  
池上「僕は苦手なSNSの代わりに、身近な友人に『応援してね!』と声をかけていました。そうしたら、友人伝いに話が広がって僕のことを知らない人も応援してくれるようになったんですよね。まさに口コミの効果です。友人たちにはとても感謝しています。」
  ―グランプリを受賞される前と後で、ご自身の中で変化はありましたか?
  
小川「コミュニケーション能力が上がったかなと思います。今までは知らない人と喋るのが苦手だったのですが、コンテストではそういった機会が多かったので、初めて会う人ともあまり抵抗なく話せるようになりました。」
   
池上「人前に出る機会が多かったので、緊張しいな性格が少しは改善されたと思います。実はグランプリをいただく前にご縁があって芸能事務所に入ることができたのですが、そこで結成されたエンターテインメント集団『男劇団 青山表参道X』の記者会見で、300人くらいのマスコミの方の前であまり緊張せずに喋ることができたんです。以前の自分だったら絶対に話せなかったので、このコンテストで成長できたのかなと思っています。」
   

二人の今後の目標とは?

  
―お二人の将来の夢や今後の目標を聞かせてください。
  
池上「『男劇団 青山表参道X』の活動が始まったばかりなので、まずはそこでの活動を頑張りたいと思います!将来はさまざまなタイプの役ができる俳優になりたいです。」
   
小川「服に埋もれて生きていきたいです(笑)。私は服を切ったり縫ったりするのが好きなんですが、1着の服を作るのってとても大変なんです。1着1着を大切にできるような、服飾関係の仕事をしていけたらと思っています。」
   

夢や目標に向けて前進する二人

2017年の東洋大学ミス・ミスターコンテンストのグランプリに受賞されたお二人は、受賞までの過程で新しい自分を見つけ、夢や目標に向かって道を切り拓いていく姿が印象的でした。 同コンテストはきっとお二人の人生にとって大きな転機となることでしょう。 1着1着の服を大切にできる仕事をしたいと語る小川琴美さん。そして、さまざまな役を演じられる俳優を目指す池上翔さん。今後二人が歩む道のりに目が離せません。
   

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